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まじま省三ブログ

まじま省三(日本共産党衆議院議員)の日記です。

9月23日 紙智子参議院議員を迎えての「TPPを考えるシンポジウム」

日本共産党福岡県委員会が、9月23日に福岡市内で開いた「TPP(環太平洋連携協定)を考えるシンポジウム」は、350人の参加で会場があふれました。

 

JCP福岡動画チャンネルに、紙智子参議院議員の基調報告(約50分)の動画がアップされました。各地での学習会に活用してください。

 

私がおこなった開会あいさつの内容は、以下のとおりです。

 

 

主催者を代表して、ごあいさつさせていただきます。

日本共産党福岡県委員会の副委員長をしております、まじま省三です。

本日は、お彼岸、休日にもかかわらず、このように多数のみなさまにご来場いただきまして、ありがとうございます。

また、多忙な中を、パネラーとしてご参加いただいたJAむなかたの舩津重敏営農部長様、福岡県社会保障推進協議会の岡崎誠事務局次長様には、この場をおかりして、心より御礼申し上げます。

このあと、紙智子参議院議員、党農林・漁民局長から、TPPって何なのか、そしてたたかいの展望について、たっぷりお話をさせていただきます。

紙智子参議院議員は、徹底した情報公開とTPP交渉からの離脱を政府にもとめ、国会の内外で先頭に立って奮闘しております。

さて、安倍内閣は環太平洋連携協定(TPP)交渉に正式参加しました。

政府は、「情報開示が不十分だ」って批判されて、なんていってましたか?

「交渉に正式に参加していないから中身がわからない。参加すれば情報がわかる」っていってましたよね。

ところが、今度は正式参加したら、「守秘義務契約」に署名したから、「4年間は情報は出せません」っていうんですよ。

オカシイじゃないですか。

しかも交渉のなかで、日本が何を守りたいのか、いっさい表明しなかったんです。

逆に、日本郵政のかんぽ生命を、「はいどうぞ」っていとも簡単にアメリカの保険会社に明け渡してしまったんです。

安倍首相は、「守るべきものを守る」ために交渉に参加するんだといってたじゃないですか。

国会で自民党も決議したんですよ。

オカシイじゃないですか。

「守るべきもの」をいっさい主張しないで、アメリカの要求をすべて丸のみ――「TPPの中身はよくわからない」という方のなかにも、国民不在の交渉に不安や怒りが広がっています。

本日のシンポジウムを通じて、国民にとって「百害あって一利なし」のTPPの中身を知っていただき、政府にたいして交渉からの早期離脱をもとめる一点での共同を広げるためにお力をお貸しください。

日本共産党は、先の参議院選挙を、「TPP参加反対!アメリカ言いなりの政治をただそう」と訴えてたたかい、躍進しました。

その期待に応え、全力でたたかいぬくことをお誓いいたしまして、ご挨拶とさせていただきます。

最後までのご協力、よろしくお願いします。

 

 

まず、紙智子参議院議員(党農林・漁民局長)が基調報告をおこない、JAむなかたの舩津重敏営農部長、県社会保障推進協議会の岡崎誠事務局次長がパネリストとして発言しました。

シンポの冒頭には、JAはじめ60数団体で構成する「TPP反対福岡ネットワーク」の松尾照和委員長(JA福岡中央会会長)の「広範な連携のもと断固反対の運動を強める」というメッセージが紹介されました。

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紙参議院議員は、安倍政権が国内では医療や農業を守ると言いながら、TPP交渉の場ではいっさい主張していないこと、秘密交渉をすすめている無責任な態度を厳しく批判しました。

そして、「TPPが多国籍企業のためだけのものだということが知られてきて、アメリカ国内でも反対の声が上がっている。異常で危険な内容を国民に知らせ、一点での共同を広げましょう」と訴えました。

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 JAむなかたの舩津氏は、日本の農家は安心・安全な農作物作りのために、農薬や化学肥料の使用を細かく記録し、可能な限り使用を減らす生産技術の向上のために懸命に努力している。日本の農家の100倍、1000倍の面積の農地の国とは同じ土俵ではたたかえない。安心・安全の日本の食を守るために消費者のみなさんにも協力していただきたい」と訴えました。

 

県社保協の岡崎氏は、「TPPに参加する日本以外の国には公的医療制度がない。TPP参加で国民皆保険制度が壊される」と指摘しました。

 

これまでになかったのは、1時間のロビー発言で、ひっきりなしに手が上がり、参加者の熱心な質問・意見が出されたことです。

紙、舩津、岡崎の3氏が、わかりやすく答えました。

 

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最後に、私が以下のような閉会あいさつをおこないました。

 

本日は、最後までのご協力、ありがとうございました。

参加していただいた方は、350名を超えておりまして、私たちが取り組んだTPP問題の企画では、過去最高の集まりとなりました。

ありがとうございます。

本日のシンポジウムを通じて、TPPがあらゆる分野にわたり国の主権を奪うものであり、国民不在の秘密交渉という国民主権をないがしろにするやり方も、よくわかっていただけたのではないでしょうか。

先の参議院選挙で自民党は、「重要品目が守られなければ交渉を離脱する」って公約して、たくさんの候補者が当選しました。

「TPP参加推進」を真正面から掲げた日本維新の会とみんなの党は、得票を大きく減らして大敗しました。

「TPPからの撤退」を真っ正面から掲げた日本共産党は、得票を大きく伸ばして躍進しました。

「TPP参加反対」でたたかってきた団体や国民の力が、政治を動かしているんです。

さらにさらに国民の共同を広げ、国民の代表である国会議員の姿勢を変え、安倍政権に「TPP交渉離脱」を迫る多数派を国会に築こうではありませんか。

さきほど、岡崎さんのお話で、「ラチェット条項」、後戻りできない条項のお話がありました。

TPPがいかに異常で危ないものか真実を知れば、絶対後戻りしない共同が広がるのではないでしょうか。

私たちは、「TPP反対」の後戻りしない「ラチェット共同」をつくっていこうじゃありませんか。

本日ご参加いただいたみなさんが、TPPの真実を1人でも多くの人に知らせ、共同の輪を広げるためにお力をお貸しいただきますようお願いいたします。

私、今日のお話を聞いて思ったんですが、私たちよく「TPPに入ったら国の形が変わる」と批判するんですが、反対に、国民的な共同の力でTPP参加を阻止したとき、国の形が変わるんではないかと思うんです。

国民的な共同の力でTPP参加を阻止したとき、「食料自給率を上げて、安心・安全な食料を供給できる国にしよう」「国民皆保険制度を大切にしよう」「経済主権と地域経済を大切にしよう」って国民的な合意ができているんじゃないかと。

国民的な共同の力でTPP参加を阻止したとき、そういう新しい国づくりの方向の国民的合意ができてる、つまり、新しい国づくりがはじまっていくんだと。

何か、暴走に押し込まれているような気分でたたかうんじゃなくて、そういう国の形を国民の力で変えるんだという壮大な展望を持ってたたかおうじゃありませんか。

「何か、お彼岸をさかいにして、福岡の方はTPP参加反対でもりあがってきたぞ」っていわれるように頑張ろうじゃありませんか。

最後に、パネラーの舩津様、岡崎様、そして紙参議院議員、ご参加いただいたみなさまに心からの御礼を申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。

本日は長時間、本当にご協力ありがとうございました。

 

これもかつてないことですが、36通もの感想文が出されました。

どれも、これからの運動へのみずみずしい決意が語られていました。

 

 

 

 

まじま省三選挙事務所 福岡市博多区住吉5-6-14 電話092-411-5131(代)