まじま省三ブログ

まじま省三(日本共産党衆議院議員)の日記です。

5月12日 日本共産青年同盟(共青)創立90周年記念講演会 ライブ視聴会

5月12日、日本民主青年同盟民青)の前身である日本共産青年同盟(共青)の創立90周年を記念する講演会が、東京都千代田区の日本教育会館で開かれました。
日本共産党志位和夫委員長が「歴史に学び、日本のいまと未来を語る」と題して記念講演をおこないました。
福岡市天神の福岡ビル大ホールでは、同講演会のライブ視聴会がおこなわれ、私も参加しました。

下の写真は、講演する志位和夫委員長。
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講演にたった志位氏は冒頭、戦前社会の「二つのタブー」―(1)絶対権力を持った天皇制(2)天皇制が引き起こした侵略戦争―に正面から立ち向かい、国民主権と反戦平和の旗を掲げ続けた共青こそ、「戦前の日本の若者の良心と知性のもっとも優れた結集体であり、たたかいの正しさは歴史によって証明されました」と語りました。

戦前のたたかいから何を引き継ぐか。

関東大震災のときに懸命の救援活動をおこない、その直後に21歳で暗黒権力に逮捕・虐殺された初代委員長の川合(かわい)義虎(よしとら)。
女工哀史』の舞台となった東京モスリンの女工で、500人の大ストライキを指導したが、スパイの手引きで逮捕され24歳で獄死した飯島喜美(きみ)・・・。
志位氏は「本当に人間らしく生きるためには、不当なものに屈するわけにいかないという信念でたたかった。このことを共通の誇りにしようではありませんか」と訴えました。

同時に強調したのは、共青が困難な情勢のもとでも、青年と深く結びつき、青年の切実な要求実現のために、多彩で楽しい活動に取り組んでいたということです。
志位氏はこのなかで、共青の「テーゼ」(1929年)が「青年運動は何よりも、青年らしいこと、青年の心に強く訴える、共鳴し易(やす)いものである」ことが必要だとして、文化やスポーツ、学習のすべてに密着した活動をよびかけていたと紹介しました。

――機関紙「無産青年」の読者を中心に工場野球チームをいくつも結成し、野球大会を開き、交流しながら会社施設の運動器具を労働者に開放させることを要求したたたかい。
――同盟員や読者が中心となってピクニック=「赤色ピク」を計画し、郊外に出かけ、ふだん工場や街では歌えない革命歌などを思いっきり歌い、討論や相撲、遊戯、水泳で一日を楽しく過ごし、たたかいの英気を養う。
共青が厳しい弾圧下でも、青年と結びつき、のびのびとした活動を展開してきた歴史を丁寧にひもといた志位氏。
青年大集会や被災地でのボランティア、官邸前の原発反対抗議行動をあげ、「民青同盟のみなさんは、この歴史的伝統を立派に引き継いでいます」と強調しました。

「青年の切実な要求に応えた活動に取り組むとともに、日本共産党を相談相手とし、科学的社会主義と党綱領を学び成長する―二つの特質をあわせもつところに民青同盟の一番の魅力があり、戦前以来の素晴らしい伝統です。大いに学び成長するとともに、若者のあらゆる要求をとらえ、のびのびと楽しい活動を発展させてほしい」と期待を込めました。

下の写真は、志位和夫委員長の講演を聞く共青創立90周年記念講演会の参加者。
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日本の「いま」をどうとらえるのか。

日本共産党志位和夫委員長は、共青創立90周年記念講演会で、いまの日本社会が「二重の矛盾」――(1)「異常なアメリカいいなり」「大企業・財界の横暴な支配」に加えて「過去の侵略戦争を肯定・美化」する日本特有の「三つの異常」(2)日本を含む世界の資本主義体制・「利潤第一主義」がもたらす矛盾―に直面していることを詳しく解き明かしました。
古い自民党政治の「耐用年数」が尽き、資本主義の是非が世界的に大きく問われる“激動の時代”に生きていると述べ、「若いみなさんは、60年続いた自民党政治を大本から変革し、それにとどまらず、500年続いた資本主義体制を変革する――そういうことを体験し、展望できる時代に生きています。胸躍る、幸福な時代に生きていることをとらえ、未来に希望を持ってうんと活動してほしい」と呼びかけました。

「三つの異常」はどうただしていくのか。

志位氏は日本共産党が掲げる民主的改革プランを提示しました。

「大企業・財界の横暴な支配」をめぐっては、欧州諸国との比較を通じて、若者に切実な三つの分野――▽長時間、非正規労働など雇用問題▽異常な高学費▽財界に支配された競争とふるいわけの教育―から、大企業・財界の目先の利益のために若者をすりつぶしていく政治の実態を浮き彫りにし、「ルールある経済社会」をつくろう呼びかけました。

「異常なアメリカいいなり」では、世界でも例のない米軍「基地国家」、「全土基地方式」という屈辱的な従属構造を解明。日米安保条約をなくし、東南アジア諸国連合(ASEAN)にみられる平和の共同体を北東アジアに広げようと訴えました。

「過去の侵略戦争を肯定・美化する異常」にかかわって、自国の裁判所で戦争犯罪の処罰が一切行われず戦犯が「復権」した日本と、ナチス関係者を自国の裁判にかけたドイツの取り組みを対比。
閣僚の靖国参拝が繰り返される原因を、敗戦後の再出発の過程から解明し、「歴史を改ざんする勢力を日本の政治から一掃しよう。その責任と資格を持つのは、侵略戦争と植民地支配に命がけで反対を貫いた日本共産党民青同盟です」と力説しました。

下の写真は、福岡市のライブ視聴の会場。
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資本主義・「利潤第一主義」がもたらす矛盾はどう解決するのか。

志位氏は、資本主義の存続の是非が根本から問われるような深刻な矛盾―格差と貧困の拡大、繰り返す恐慌、投機マネーの暴走、地球規模の環境破壊―が幾重にもつくりだされているもとで、資本主義の本格的発祥の地・イギリスや世界最大の資本主義国・アメリカ、国家保安法がいまでも残る韓国などで、さまざまな形でマルクスへの注目があらわれていることを詳述しました。

そのうえで、生産の「目的」「動機」を資本の「利潤第一」から「社会と人間を豊かにする」方向に変える「生産手段の社会化」を通じて、すべての人間の自由な発展が保障される未来社会への展望を示し、「社会主義・共産主義社会への展望を大いに語ろう」と力強く訴えました。

最後に志位氏は、目前に迫った参院選・東京都議選にかかわって、「『自民対共産』――『自共対決』こそ本当の対決軸です。これを際立たせて、必ず躍進したい」と呼びかけるとともに、「『未来は青年のもの』『青年動くときすでに勝利の光あり』。“激動の時代”にくいのない青春をおくってほしい」と激励しました。

下の写真は、ライブ視聴会で挨拶する私。
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以下、2013年4月6日の『しんぶん赤旗』の「きょうの潮流」です。

明治時代の自由民権運動家、植木枝盛(えもり)はいまの憲法にも影響をあたえた先駆的な思想のもち主でした。
人間の自由と権利を求めた植木はこんな言葉をのこしています。

「未来がその胸中にある者、これを青年という」。

いつの時代も、新しい世を思いえがき、未来をきりひらいてきた若者。
そのエネルギーを結集し、社会を変える活動を戦前からつづけてきた日本民主青年同盟が、90周年をむかえました。

出発は1923年4月5日。
15人ほどの青年による日本共産青年同盟の結成でした。
天皇制政府のもとで劣悪な条件に苦しめられていた青年労働者や、貧困や抑圧にさらされていた学生らが参加。要求実現と、社会の仕組みを知る学習に励みました。

もちろん、それは自分たちの幸福だけを追い求める運動ではありませんでした。
共青の初代委員長、川合義虎(よしとら)らは創立の年におきた関東大震災の際、わが身をかえりみず被災者を救援しました。
倒壊した家の下敷きになっていた幼児3人を救い出した川合をはじめ、誘導や炊き出しに力をそそぎました。

その伝統は、いまに生きています。
東日本大震災のボランティア活動や原発反対の運動には多くの民青同盟員がつどい、よりよい社会をめざす青年たちと力をあわせています。

語り合い、学び、ともに成長できる。民青は、社会変革の思いを形にできる存在になっています。
わずか21歳でときの権力に命をうばわれた先輩の川合が、好んで呼びかけた言葉があります。

「未来は青年のものである」

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