まじま省三ブログ

まじま省三(日本共産党衆議院議員)の日記です。

憲法を変えるのでなく、憲法で日本の危機を打開しよう②

自民党は、憲法9条を全面的に変えて、自衛隊は「国防軍」とする改憲案を発表し、そのハードルを下げるために、まず憲法96条を変えるというんです。

みなさん、お子さん、お孫さんに、銃を持たせ、戦場に送ることができますか?

ベトナム戦争のとき、お隣の韓国は、アメリカの同盟国として、5万人を超える若者を戦場に送り、何とその1割、約5千人が死亡しているんです。

日米安保条約のもとで、憲法9条を変え、「国防軍」を持つということは、そういうことなんです。

 かつて、日本がおこした侵略戦争によって、2千万人を超えるアジアの人々、300万人を超える日本国民の尊い命が失われました。

あの東日本大震災で失われた命の、実に1千倍以上の命が、日本政府がおこした戦争によって失われたんです。

私は、日本国憲法の一言ひとことには、先の戦争で犠牲になったすべての人々の命、声なき声が刻まれている、大事にしなければならないと思うんです。

調べてみたんですが、第二次世界大戦の後、今日に至るまでの間に、ベトナム戦争の209万人、朝鮮戦争の126万人を筆頭に、世界各地の戦争や紛争で、1千万を超える命が失われています。

しかし、日本は、68年間、1人も戦争で殺していないーー私は、こんなに尊い国際貢献はないと思いますが、いかがでしょうか?

 

みなさん、憲法9条の改定を叫ぶ勢力は、北朝鮮問題を含む、北東アジア情勢を利用して、危機感をあおっています。

私は、みなさんに考えていただきたいんです。

そもそも、北東アジアの国際問題で、軍事力で解決できるものがひとつでもあるでしょうか?

東アジアの経済成長は著しく、日本の一番の貿易相手国が中国で、日中韓の経済的・人的交流と結びつきは、かつてなく活発になっています。

本日から始まった「博多どんたく」にも、海外からのお客さんがたくさん来ています。

先の大戦のとき、日本によるアジア侵略の出撃拠点となった福岡はいま、アジアの玄関口として、アジアとともに発展する道をめざしています。

戦争だけはおこしてはならないーー北朝鮮問題も、国際社会が一致して、対話による解決のレールにのせるために努力しています。

アジアでは、ASEANの国々が、軍事同盟ではなく、紛争を話し合いで解決する枠組みをつくり、「国際的な奮闘は絶えず起こるものだが、紛争を戦争にしない」という立場で努力を続けています。

まさに、世界の大勢は、憲法9条がめざす方向で動いているんです。

私は、いまこそ、日本が、憲法9条を生かした外交努力を強め、平和の発信国になることこそ、世界から信頼され、東アジアの安定に貢献するただ一つの道だと考えますが、いかがでしょうか?

 

自民党や維新の会は、いまの憲法は、占領下の「押しつけ憲法」だと言っています。

しかし、日本国憲法は、公開の議論を経て、大日本帝国憲法の改定の手続きにのっとって生まれたもので、侵略戦争と植民地支配への反省のもと、「二度と戦争はしない」と世界に誓った国際公約であり、戦後日本の出発点です。

反対に、自民党などが絶対不可侵と仰ぐ、「日米安全保障条約」こそ、「主権者」・国民の言論を封殺したもとで、国民にはいっさい内容を秘密にしたまま押しつけた「占領条約」ではありませんか。

 

自民党や維新の会などは、経済も外交も社会も、あらゆるゆきづまりの原因が、いまの憲法にあるかのような主張をしています。

しかし、変えなきゃいけないのは、憲法に反する弱肉強食の経済、異常な「財界中心の政治」ではありませんか。

変えなきゃいけないのは、日本の主権をあらゆる分野で踏みにじっている、異常な「アメリカいいなり政治」ではありませんか。

「憲法を」変えるのではなく、「憲法で」日本のゆきづまりを打開しようではありませんか。

 

私たち日本共産党は、今度の参議院選挙、憲法9条をはじめ、憲法のすべての条項をまもりぬき、日本の政治に生かすという立場で、憲法問題を正面から大争点にしてたたかう決意です。

憲法を生かし、平和で民主的な国を子どもたちに手渡していくために、日本共産党へのご支援を心からお願いいたしまして、私の訴えとさせていただきます。

(終わり)

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